ノッポさんがしゃべらない理由が爆笑!実は不器用?最終回ではしゃべっていた!

NHKの教育番組「できるかな」で長く親しまれた’ノッポさん’こと、’高見ノッポ’さんが2022年9月、心不全のため88歳で天国へ行かれました。

ノッポさんと言えば一言もしゃべらないのが特徴でしたよね。

そのノッポさんが喋らない理由が面白くて爆笑なんです!

さらに、番組内では器用に作っているように見えましたが、実は不器用だったという噂も!

最終回では’しゃべった’と話題になりましたが、はてはて、どんなお声でどんなことを話たんでしょうか?

この記事では、

・ノッポさんが喋らなない理由は何?

・ノッポさんは実は不器用?

・ノッポさんが最終回に喋った?

について、深掘りしていきます!

ノッポさんのプロフィール

1970年から約20年間、幼稚園、小学生向けの教育番組で親しまれた「ノッポさん」。

身近な素材を使って様々な物を作り、カワイイ相棒「ゴン太くん」と一緒に遊ぶ番組でしたね。

セリフが一切なく、ジェスチャーだけで工作していき、ゴン太くんは時々「ウゴウゴ」と謎の音を発していました。

主題歌は「でっきるかな♪ でっきるかな♪ はてはて フフ〜」と流れていました。

MANTANWEB引用

ノッポさんが喋らない理由とは?

「ノッポさん」と言えば、一言もしゃべらないのが特徴。

「できるかな」が放送される以前にも、子ども向け番組でいろいろな役を演じており、その動きを見て「これは面白い」と思ったディレクターさんが声をかけてくれたことがきっかけだそう。

声が渋すぎて、’子ども番組には向いていない’という説もある中で、

『しゃべらなかったのはどうして?』という質問には、

「動く方が上手にできたから

ディレクターさんが「あの下手くそにしゃべらせるよりは’まあまあ’上手にできる”動き”を使った方が良い。モノをこしらえる楽しさを見てもらおうじゃないか」

手順を言葉で色々と教えるのではなく「工作の面白さを伝えるには、音楽に合わせて踊ったり、遊んだりした方が良いだろう」という提案からだそうです。

当時は、動く方が得意だったから、変に’しゃべらない方が楽’と思っていたんだけど、「できるかな」が終わってしゃべり始めたら、’しゃべった方が楽’なんですよ!と、インタビューで答える一面もありました。

ノッポさんは実は不器用だった?

「できるかな」では、手先が器用で色んなモノを作れるように見えますが、実は不器用でカッターナイフで指を切ってしまう事もよくあったそうで。

セロテープも上手に切ることができず、番組スタッフから「セロテープのノッポさん」と言われたり、特に苦手だったのが、’紙を丸めて円筒を作る事っ’

スタッフの方々は「なぜこんなことができないのか?・・・」不思議に思っていたそうです。

番組の工作には、芸大の方や、造形の専門家が最初から最後まで手がけていました。毎週、5〜6個のアイデアを出し合って、みんなで相談して1個を決める。月30個程のアイデアだから、ほとんどはお蔵入りに。

とても贅沢な環境だったからこそ、不器用でも一生懸命工作していたんですね。

もしかして、工作に一生懸命になりすぎて、どんどん無口になっていったのでは・・・

おしゃべりする余裕なんかなかったのかもしれない・・・

ノッポさんの相棒 ゴン太くんって何者?

ところで、いつもノッポさんの隣でアシスタント?をしていた相棒’ゴン太くん’

赤い大きなお鼻で、きのこのような頭が特徴。

このゴン太くんとは何者なのでしょうか?

ゴン太くんのモチーフは?

ゴン太くんは、’ケモノ’でもなく’人間’でもない。何かを参考にした訳でもなく、愛嬌のあるとても’不思議なキャラクター’なのです。

ゴン太くん1
日刊スポーツ引用

ちなみに、

  • 体重:20kg(本当に!?)
  • 好物:おにぎり(よく食べていた) 
  • 特技:’変身’なんだそうだけど、私の記憶にはないんです・・・

不思議な鳴き声?! ’ウゴウゴ’

ゴン太くんが時々発する’ウゴウゴ’って音は、ブラジル音楽、サンバなどでよく使われている’クイーカ’という片面にだけ皮を貼った太鼓の楽器の音。

内側に付けられた細い棒を湿った布で擦り合わせるとあの独特の’ウゴウゴ’って音が出るそうです。

こちらがゴン太くんの声↓

クイーカ写真
VivoSoundStudio引用

そういえば、’ゴジラ’の鳴き声は昔、’コントラバス’を使って出していたそうですね。

ゴン太くんはしゃべれる?

この番組では、ノッポさんはしゃべらないので、ゴン太くんがノッポさんの作業を丁寧に説明してくれると思っていた方いませんか?(私もそう思ったいた)

しかし、あれはゴン太くんではなく、’天の声’!しかも、ノッポさんとゴン太くんの動きを見ながら同時進行でやっていたんです。

’天の声’こと’のこ’さんについてノッポさんは、

「’のこ’は、とても頭の良い人。台本はありますが、極力稽古でのハプニングを見ないようにして、本番にその新鮮さを残していきましたね。

見ている子どもたちの気持ちを代弁していたんです。そのことを一番わかっていたのが’のこ’でしたね」と話していたそうです。

実は2代目 初代のゴン太くんがいた

しかも、名前もないっ!鳴き声?は上手く吹けないリコーダーのような「ヒューヒュー」と言うような音だったらしい・・・

体のフォルムとかお鼻なんかは少し似ているかな〜?初代も可愛らしいですよ!

初代ゴン太くん写真1
MANTANWEB引用

ノッポさんは最終回でしゃべっていた?!

「あ〜しゃべっちゃった!」

一言もしゃべらないと言う沈黙を破り、社会的にも話題となった最終回。

「私、こんなに良い声をしてるんだから、どんなに良い声かを日本中の皆さんに聞いてもらいたい」と自ら発案。

そりゃぁ皆さん「ええぇえ〜!」ってなりますよね。

ここまでしゃべらないでやってきたから、みんなは反対。

最後の「さよなら」も黙ってやったらどうかと。

反対意見もある中、「しゃべりたいっ」「うるさいっ」と’怒リッポさん’になりながらも、自分の意見を押し通しました。

「みんなに聞いてもらってびっくりさせてやりたい」と、ノッポさんは他愛もない事だと言ってましたが、最後に驚かせてくれました。

ノッポさん、ゴン太くん、長い間、楽しい時間を’ありがとう!’

しゃべらず工作するノッポさんのまとめ

一言もしゃべらないスタイルを貫き通し、不器用でも作る事に一生懸命情熱を持って楽しませてくれたノッポさん。

うまくできた時に見せる笑顔は、演技ではなく心から喜んでいる表情だったと思います。

番組内で軽快にタップを踏んでいるのは不器用さを必死に隠していたのかもしれませんね。

今頃、天国でお茶目にお喋りしながらタップダンスを踊っているのかな?

ご冥福をお祈りいたします。

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